本を良味トーク会を開催しました

2月20日(木)に、「本を良味トーク会」を開催しました。
課題図書は、宮本輝著『にぎやかな天地』。
「しつもん読書会」式に本を読み広げていきました。

   



発酵・微生物の営みに、それぞれの人物の生き方や今につながるできごとが重なり合って進んでいく話。

生きている中で起こること(起こってしまうこと)、そのことごとの結びつき…
時が経って振り返ってみると、また違った受け止めができる?のかもしれません。
時を経て、意味あるできごとに、今につながる=今も生きているできごとになっているかも?

 

良味トーク会の後半、本の内容、ワークシート、それらからの想像を元に、「魔法の質問」を作ってみました。

質問の答えを伝え合ううちに、色々なことに話が膨らみ、この日は作った質問に答えきれませんでした。
特に印象に残った質問はこれ。
「どう生きたら発酵しておいしくなれるでしょうか?」
みなさんだったら、どう答えますか??
うーーーん、発酵と腐敗の境目は、どのあたりになるのでしょうか?

今までを振り返ってみて、歳を重ねる、熟すっていいね。そんな話をしつつ、懇親会に向かいました。

 

懇親会での一皿。はまぐりと菜の花の酒蒸し(手前)。
春を味わいました♪
ご参加ありがとうございました!!

 

  

次回の本を良味トーク会は、4月9日(木)に開催予定。
課題図書は、グンヒル・J.エクルンド著 枇谷玲子訳 『北欧式 お金と経済がわかる本』。
どんな答えも正解の会、本は読み終わらなくてもお持ちくだされば大丈夫な会です。
ご参加お待ちしています。


<しつもん読書会とは>
質問に答え、それをシェアしていくことで本を読み進めていく会。詳しくはこちら

2件のコメント

  1. すてきな本を課題に選んでくださり、ありがとうございました。
    この作品にあのタイミングで出会えたこと、昨日 共有した時間もまた私を美味しくしてくれると思います(笑)

    1. 石野さま
      課題図書を手に取ってくださり、そしてご参加ありがとうございました!
      何度も読んでいる本でしたが、その時々で響く箇所が違うなぁと。
      時々、人生の味見をしてみるのもよいでしょうか?!(笑)
      ぜひまた良味トーク会にお運びください。

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