「本を良味トーク会」は、
本を共通の題材として、
他の参加者との協働で、
自分の世界を広げる時間。
ワークシートを使って、本を読み広げていきました。
参加者から場に投げかけられたトークのきっかけ質問はこちら。
- あなたは声の明るさを考えたことはありますか?
(76頁 「百ワットの明るさの声を出す」より)
- 息に色を感じたことはありますか?
(186頁 「かすかに銀色の息がこぼれた」より)
- 臨場感を感じた何かはありますか?
(216頁 「臨場感が消えてしまう」より) - もらって嬉しかったおくりものは何ですか?
- お客さんに何をふるまいますか?
- あなたにとって、「悩んで、傷ついて、悲しんだ」ことがらはありましたか?
(338頁 手紙文中「悩んで、傷ついて、悲しんでいた」より)
いかがでしたか?
この日は、一つのきっかけ質問をじっくりじっくり味わい、考えを深める時間になりました。
代書屋の雨宮鳩子、通称ポッポちゃん。
依頼者の代わりに手紙の文面を考え、便箋・封筒・書体・筆記具・インクの色を選び、書き、これまた選んだ切手を貼って送る。
手紙には、手間・時間・エネルギー…心がこもっているとは参加者のことば。
そうか、だから手書きの手紙って嬉しいのか…としみじみ。
依頼者には、代書を頼むまでの経緯・歴史がある。
その人の歴史・重ねてきた日々時間・しまってきた思い…茶和がお話を聴くときにも、そこにちゃんと目を向けてお聴きしたいなとあらためて。
この日も一緒に時間を創ってくださりありがとうございました!
良味トーク会は、その時の参加者の興味関心や関わり合いにより進む会。
会の最後に辿り着く先は、進み方次第・流れ任せ。
だから同じものは二度とない会。
どんな流れになるのかを楽しみに、遊びにいらしてください。
<次回の本を良味トーク会のご案内>
次回は2025年6月21日に、司馬 遼太郎著『街道をゆく18 越前の諸道』を良味トークする予定です。
ご案内はこちら。
その他の予定は、開催予定をご覧ください。
▶今回の開催案内は、こちら。