短歌を良味トーク会を開催しました


11月26日、第3回目の短歌を良味トーク会を開催しました。
第1・2回目に引き続き、歌人の春野りりんさんとの共催です。

参加者のみなさま、それぞれにイメージを広げ、それを話してくださいました。
この会は、「どんな答えも正解」の会ですが、それでも初対面の複数の方の前でお話しするというのは、時に勇気がいるのではないかと思います。
共に気づき合う時間に積極的に参加していただき、ありがとうございました。

前半では、
歌集『ここからが空』から選んだ短歌7首の中から、
3首を取り上げて、じっくり読み解いていきました。

文字を読んで、
口に出してみて、
朗読を聴いてみて、
文字で書いてみて(あっ、漢字がカケナイ)、、、
どんな場面か想像を広げてみて、、、

色々に読んでみて、
他の方の感じ方を聞いて更に想像を広げて、
作者のこだわりを聞いて。
たった31音に、
たくさんのことが織り込まれていることがわかりました。

 

ヌーの群れ大河を渉る勢ひに八番ホームよりヒトくだる
(春野りりん『ここからが空』より)

〇漢字ではなく片仮名の「ヒト」が使ってあり、
 ヌーと並んで、動物的な感じがしたり。
〇壮大なイメージが抱けたり、
 はたまたみじめなイメージをもったり。
〇「八番ホーム」と表現するだけで、
 かなり大きな駅であること、
 場面を具体的にイメージしてもらえることを狙っているなど。

 

短歌そしてことば、表現することの奥深さを実感しました。
いつか、自分で一首作れたらいいですねー。.

さて、次回はどのような企画にしましょうか。
想像で遊ぶ時間に、どうぞおいでください。

 

 

【ご参考】
歌集『ここからが空』(春野りりん著、本阿弥書店 、2015年7月)

当日用意した小菓子
 紡ぎ詩(写真、製:鶴屋吉信)
 蕪村春秋(製:蕪村庵)

丸いお盆に織のコースターを敷いて、お菓子(紡ぎ詩)を飾ってみました。

もう幾日かで、今年最後のひと月。
今年はどのような一年だったでしょうか。
一年間のできごとを思い出し、
そこここで頑張ってきたご自身を労い、
また来年につなげていただけたら。
そんな思いで短歌を選び、お菓子を用意してみました。

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