「本を良味トーク会」は、
本を共通の題材として、
他の参加者との協働で、
一人では気づかなかった 見方・考え方 に触れる時間。
内容は大きく2パート。
前半は共通の本を良く味わう時間、後半は本を読み広げる時間。
ワークシートを使って読み広げていきました。
参加者から場に投げかけられたトークのきっかけ質問はこちら。
- (千絵さんにとってのかんざしのような)支えになるようなものはありますか?
- 美しいと見入ったことがあるものはありますか?
- あなたが千絵さんだったら、大子町まで行きますか?
- 母親がやりたかったこと・後悔していることがあったらどうしますか?
- 家族に話していない秘密はありますか?
- 生きる力になっているようなものはありますか?
金継ぎ、いや、継ぎ目を金にするとは限らないから繕い。
「繕うことで景色が変わって、別の器に生まれ変わる」
元に戻すのではなく、新しいものを作る…
歴史を刻んでまた新たに始まる感じ…なんか心に沁みました。
投げかけられた質問に「無い」と答えを出し、ワークシートに書き留めたのですが、
書き留めた瞬間「ん?無い?」と違和感。
ほんとに無い?と自分にもう一度問いかける。
すぐには思い浮かばないけど、「無い」ではない気がする…。
考えてみたのと、(文字で)見たり話したりは違うんだ!ということを体感して、ちょっとびっくりした瞬間がありました。
この日も、共に時間を創ってくださりありがとうございました!
あたらめて『金継ぎの家』を読んでみると…今度はどんな景色が見えてくるでしょうか?
<次回の本を良味トーク会>
次回は2024年8月に、林真理子著『小説8050』を良味トークする予定です。
日時が決まりましたらご案内します。
▶今回の開催案内は、こちら。