2020年10月25日
高校の頃、バレーボールをやっていた。
コートの外で応援していることが多かったのだけど、
外で声を張り上げていて、
自分もコート内でプレーをしているように感じて、気持ちが高ぶる瞬間があった。
ボールをつないでつないで、粘って、そして決めてくれた瞬間。
何が何でも相手に決めさせない思いがつながって、ボールをつなげて、ついにこちらが決めた瞬間。
レシーブ・トス・アタックで鮮やかに決まった瞬間も、一気に気持ちが盛り上がって好きだったけれど、
6人が一つに見えるこちらの瞬間の方がより好きだったな。
時は変わって、ある時、
(バレーボールに限らず)どんなポジションが好きかという話をしたことがある。
体格的に向いているかとか、できるかとかは関係なく、「好きな」ポジション。
私は、(バレーボールなら)レシーブのスペシャリストとでもいうのかな、そう応えた。
ボールをつなげば、一転チャンスに変わる。
守りの最終ライン?
そして、
受けたボールをセッターや他のプレイヤーにピタリとつなげる、
そんなポジションがいいかなぁ。
(できるポジションではなく、「好きな」ポジション、ね。)