コラム「まとまりとしての力」

2020年5月20日


10代の時、あるグループのまとめ役になったけれど、どうにもうまくいかなかった。
まとめようと頑張るほど空回り、メンバーが遠くなっていく感じ。
どうやってメンバーをまとめていくかというのは、その頃から今まで、宿題としてずっと抱えている気がします。

だから、出会うリーダーの振る舞いには意識がいってしまうし、
これまでたくさんのことを学ばせてもらいました。

ある会の準備に取り組んでいた時のこと。
準備が進むにつれて、チームの内外に誤解が生まれた。
直接やりとりをしていた(同じチームの)メンバーのメールからは、気持ちのやり場に困っている様子が伺えた。

そのメールへの、あるメンバーの返信。

「私のせいにしていいよ。」

矢面に立つ、
その言葉がぱっと浮かんだ。
あー、彼女は変わらないな、と思った。

どんなリーダーについていきたいと思うか、人それぞれだと思うけれど、
「矢面に立てる人」というのは、私にとっては大切な要素の一つになっています。

10代からの宿題…
たぶん、これからも、どうやってメンバーをまとめていくのか、
それぞれの持っているものを活かして、大きなまとまりとしての力にしていくのか、
問い続けていく気がしています。

 

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