11月14日、初めての良味トーク会、「短歌を良味トーク会」を開きました。歌人の春野りりんさんとの共催です。
初めての良味トーク会に取り上げた題材は「短歌」、歌集『ここからが空』(春野りりん著)から選んだ短歌7首を、春野さん、参加者のみなさんと読み解いていきました。
実は、10年以上前から、こういった場を作ってみたいと思い続けてきましたので、それが実現した嬉しい日となりました。
・文字で見て
・音を聞いて
・口に出してみて
・想像してみて
・それを伝えて
1首に織り込まれた絵を、それぞれに想像(創造)していきました。
一人で歌集を読むのも楽しいけれど、
何人かが集まって、
五感で感じ、
それぞれに違う参加者が、
お互いを受け入れながら感じたことを伝えていくと、
ことばの働きかけが、次の働きかけを呼んで、
こんなにも想像が膨らんでいくのですね。
予想以上の広がりに、企画者として、驚き、嬉しい時間でした。
いただいた感想からいくつか。
・別の人生を歩んできた別の方のとらえ方を聞くことにより、新しい刺激を受けました
・文字・音で味わっての違いに驚きました
・切り口を頂きながら、いろんな思いや光景が広がって楽しかった
活発なトークで、楽しい時間を共に作ってくださった参加者のみなさま、ありがとうございました。
さて、次回は何を良味トークしていきましょうか?!
【ご参考】
歌集『ここからが空』(春野りりん著、本阿弥書店 、2015年7月)