2020年3月21日
英語を海外の方から習った経験から私が得たものは多い。
「良味トーク会の原点」に書いたことがその一つ。
そして、英語でレポートを書くことを目指すクラスに参加していた時のこともその一つ。
そのクラスでは、先生が出したテーマやそれぞれが選んだテーマについて、レポートを書いてアドバイスをもらい書き直すことを繰り返した。
もうはっきりは覚えていないけれど、その時のテーマは確か貿易についてだったと思う。
そのレポートの結論部分で、○○すると良いのは、~といった問題が「なくなるから」という書き方を私はしていた。
そして、そのレポートを読んだ先生のアドバイスは、「positiveなことはどう?」だった(と思う)。
ちょっと考えて、半ばいい加減に、「果物が安くなる」「そしたら好きな果物を今よりもっと食べられる(からハッピーだ)!」というようなことを笑いまじりに言った。
そうしたら、「それだ!すばらしい、それを書きなさい!」と。
は~?こんな個人の好みのようなことでいいの?と、不思議な思いだった。
この時先生が言ったpositiveということばは、その後も私の中に居座っている。
(レポートの中身はさておき、)
今ある問題がなくなる=マイナスを0にするという発想だけではなく、
(今はない、見えない)こんな良いことがあるというように、
新しい発想を探したり提案したり、
ほんのわずかでもプラスになるものを創り出したり、
そちらがより大切
という受け止め方で今に至っている。