5月9日(木)に、「本を良味トーク会」を開催しました。
課題図書は、『増量 日本国憲法を口語訳してみたら』(塚田薫著)。
「しつもん読書会」式に本を読み広げていきました。
むかーし、勉強したはずの憲法。でも、全文を読んでみたことはあったのかな…?
この読書会は、前文を含め、一条一条を理解しようと読み進める機会になりました。
最後まで行くかな…と思っていましたが、著者の絶妙な口語訳によって、103条までたどりつけました!
本の後半は、憲法に関連するコラムが5つ。
それぞれ、いろんな立場からの見方や意見や気持ちが書かれていて、冷静に考えを進めやすい気がしました。
そして、本の内容、そこからの想像を元に、それぞれ「魔法の質問」を作ってみました。
一つ目が、「自由は脅かされやすいものですか?」
自由…当たり前のような、いやそうでもないような。
こんな場合は、あんな場合はと、身の回りを見回してみました。
二つ目は、「口語訳してみたい(して欲しい)ものはありますか?」
スマホの取説・書類・外国語の直訳…次から次へと出てきました(笑)。
お互いが理解できることばを使って話を進めること、心がけなくては。
どうでしょう?あなただったら、どう答えますか?
懇親会で、春の味を堪能。ご参加ありがとうございました。
次回は8月の平日の夜に開催予定です。
課題図書は、ミヒャエル・エンデ作、大島かおり訳『モモ』。
ご参加お待ちしています!
<しつもん読書会とは>
質問に答え、それをシェアしていくことで本を読み進めていく会。詳しくはこちら。