2020年4月21日
仕事で海外とメールでやりとしていた時のこと。
新しいことに取り組んでいたので、お互いに対応を模索しながらのやりとりだった。
(しかも英語…。(泣))
今日こちらからのお尋ねメールを出すと、その返事を見るのは時差の関係で翌日。
翌朝、今日こそはと期待を込めて、届いた返事を開けると…、
「あ…そこじゃないー。」「そう、伝わったか…。」と、同僚と悲鳴を上げ、どう伝えるかを考える日々。
「今日も進められなかったね…。」そして期限だけが遠慮なく近づいてきた。
ある日、職場の先輩がアドバイスをくれた。
「相手が使っている言葉を使って伝えると、わかってもらいやすいよ。」
そういうものかと思いつつ、改めて相手のメールを読み直した。
相手の使っている言葉を使ってメールをする…。
言葉の和訳ではなく、どんな意味合いで使っているかを考えないと、自分ではその言葉を使いこなせない。
そんなわけで、伝えたいことをどう伝えるかよりも、相手がどう理解しているかを考えることが先になった。
そして、相手の言葉を使いながら、説明を加えてメールすることを重ねていくうち、翌朝のがっかりとため息が減っていったのだった。
相手の言葉で話をする、
相手がイメージしていること理解していることを理解しようと想像して、それに合わせて伝えたいことを伝える。
なんだかうまく伝わらない、そんな時は、今もこのことを意識しています。